気がつけば、33歳で紙漉を始めてから40年の歳月が過ぎていました。
無我夢中のあっという間の時間でした。
さまざまな植物で漉いてきました。
太陽と水と火と、そして私の手で植物たちを漉けば、
彼らの内に秘めた美しさが現れて私を魅了し続けてくれています。
植物が水を潜らせることに依り、紙に変わる美しさを求めて
本展では真菰(まこも)と云う植物の黒、
仏教と共に渡来した紺、瑠璃、群青の青を、
楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ)の繊維に
包み込んで漉き上げました。どうぞご高覧下さい。―明松政二
会期:2022年10月15日(土)~23日(日)※会期中は日曜日も営業
会場:東京松屋ショールーム・ショップ 4階庭園ホール
営業時間:9~17時
入場無料